誰しも一度は経験する?であろう、
「幼稚園行きたくない!」
発言。実際我が家がその真っ最中で、そろそろ私のポジティブゲージも無くなりそうです。と言っても、一晩寝たら回復しますが(笑)
初めてではないので我が家の乗りきりかたを、体験談を踏まえてお伝えしたいと思います。
「どうすればいいの??」
と、悩まれている方のお力になれれば幸いです。
⚠あくまで個人的解釈でお話しています。「私の教育方針とは合わない」「価値観が違う」など気分を害することがあれば、ブラウザバックをお願いいたします。
とことん話を聞く👂
「どうして行きたくないの?!」
「みんな行ってるよ?」
一方的に質問する。他の子と比べる。
体験上、一番NGだと思います。
特に頭ごなしに怒ってしまったり、なんで?なんで?と質問攻めにしては、話したいことも話せなくなってしまいます。
また他の場面でも同じですが、
「他の子と比較する」
ことで生まれるのは子供の劣等感と親の焦燥感だけです。
子供ながらにライバル精神旺盛で、「○○くんに勝ちたいから、頑張る!」など、目標に向けてチャレンジ出来る子なら話は別かもしれません。でも、子供は心の中で親や周りに
自分を認めてほしい
自分のことを見てほしい
そういった気持ちを少なからず持っています。
その気持ちを一番身近にいる親が汲み取ることが大切なんだと思います。それなのに、つい口から
「○○くんは、△△出来るんだって!すごいね!」
「どうして出来ないの?○○くんは…」
なんて比較してしまったら、子供はどんどん自信を無くします。
「じゃあ、どうすればいいの??」
答えは「とことん話を聞く」です。
いきなり確信に触れなくても良いんです。
最近何が楽しかった?とかお弁当美味しかった?とか、ありきたりな日常会話で十分です。ただその時間を、いつもより少し長くしてみて下さい。すると少し、「幼稚園に行きたくない」理由が見えてくるかもしれません。その日に分からなくても、何日か続けることで、原因が見えてきます。
今回我が家は、「発表会の練習が大変」と言うのが、原因だったようです。練習は大好きだけど、中々上手くいかない。みんなは上手に出来るけど、私は練習の繰り返し……子供ながらに不安や焦りを感じていたようです。
子供それぞれの個性や考え方にも違いがあります。
話したがらない時は、無理には聞かず、
「おしゃべり」をいつもより少し長くして、子供の気持ちに寄り添ってあげられると、解決に近付けると思います。
先生にありのままを伝える🔊
入園してしばらく経った頃、「幼稚園行きたくない」が始まったとき、私はこんな風に思っていました。
「泣いて嫌がる訳じゃないし先生に言わない方がいいわよね」
今なら分かります。その考えは甘い。
すでに普段と違い、心が不安定になっています。
その状態を先生が知らないままいつも通りで過ごしていたら、必ず後で大なり小なり影響が出ます。
入園してから夏休み前までは、度々お友達に手を出してしまっていた子供。今思うと、子供なりに不安からくる行動だったのかもしれません。
なので、もし具体的な理由が分かるならそれも合わせて、担任の先生には、子供の状態を伝えると良いと思います。
勇気がいると思います。私も口にするまで時間がかかりました。でも、誰も知らないまま我慢に我慢を重ねた先は……言葉だけじゃなく、行くこと事態が出来なくなることも考えられます。そんな悲しいことは避けたいですよね。
先生に言い辛い内容は、多少のオブラートに包んでも構いません。ただ、ここぞと言うときは、「親は強し!」と自分に言い聞かせ、子供の楽しい園生活の為にも、頑張りましょう!
ご褒美をあげる🎁❤
秘策?と言いますか、最終手段です(笑)
日頃からちょっと子供の苦手なことや、ぐずぐずが始まると使ってしまう手です。
ただ、ご承知の通り。この作戦、効き目は抜群です。
どんな小さなことでも良いので、達成できたらご褒美を。
すると、
「よし!がんばるぞー!」
と、やる気になるこが多いんじゃないでしょうか?
我が家は典型的なそのタイプです。
目前に迫った「発表会」後のご褒美は、行きたがっていた山やプールのあるリゾート地への旅行🚅私は運動音痴でちっとも出来ませんが、子供は木登りがしたいらしく、今からワクワクしています。
勿論、普段から特別なご褒美をあげるのは中々難しいと思いますが、「ご褒美は大好きなキャラクターシール」とか「食べたがっていたお菓子」「抱っこしてあげる」などなど……手の届く範囲のもので十分です。ここぞと言うときのイベントなどには、子供が喜ぶご褒美を用意すると、気分も上がり前向きに取り組めると思います。
全てのことに「ご褒美」をといった考えではなく、
今一歩踏み出せない時の「気持ちの後押し」に上手に取り入れてみては、いかがでしょうか?
最後に
ここまで、いろいろとお話しましたが、決して私は完璧にこれらのことが出来ているわけでは、ありません。
絶賛修行中です。まだまだ失敗もします。
ただ、経験をしたことで、これは駄目だったな。あれは良かったな。と身をもって知ることが出来ました。
お子様の「行きたくない」の言葉に、昨年の私のように落ち込んでしまう方もみえるかもしれません。
我が家なりの改善方法にはなりますが、上記3ヵ条のどれかが、お子様の前向きな気持ちに少しでもプラスになれば、嬉しく思います。
お子様のニコニコ笑顔が戻ることを心から願っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました(*^^*)