こんにちは🐥☀
今年の夏は「若狭の海」でこどもの海デビューをしよう!と密かに燃える、ざくろんです🍒
皆様の夏の予定はいかがでしょうか?
本日も当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
さて、第5回となる今回は「ピーマン」についてお話ししようと思います。私の中でピーマンは「こどもの頃一番嫌いだった野菜」というイメージが強いのですが、今のピーマンは前回の人参のように「苦みや独特の青臭さが軽減」され食べやすくなっています。
使い勝手がよく、よく知るピーマン。詳しく掘り下げていきます。
では、早速参ります(*^-^*)

ピーマンについて💡
ピーマンは唐辛子の仲間です。中南米原産の唐辛子がコロンブス【1451年生 新大陸を発見した探検家】によりヨーロッパに伝わって、辛みのない唐辛子を改良して誕生したものが「ピーマン」です。
日本で栽培が始まったのは明治時代ですが、一般に食べられるようになったのは戦後になります。
旬は6~9月とされますが、茨城県や岩手県では周年生産され年間通して美味しく頂けます。
選び方のコツとしては、切り口(へた)が新鮮で変色しておらず、色が濃くハリとツヤがあり、身がしまっているものがおすすめです。
冒頭でもお話ししたように、最近のピーマンは品種改良によって「苦みや青臭さが軽減」されています。加熱にも強いピーマンですが、ビタミンCがたっぷり摂れる、サラダなど生で頂くのもおすすめです。
保存方法❄
水気があると傷みやすいので、パックのものなどで蒸れていたら水気をよくふき取ってからポリ袋んい入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。1週間以内に使い切りましょう。
「つい沢山買いすぎちゃった・・・💦」
という時は、刻んで(料理によって縦切りなり、みじん切りなり使いやすい切り方で)固めに塩ゆでしピーマンを冷凍保存。
ゆでたら霜がおりるのを防ぐため、水気をよくふき取り、ジッパーバッグなどに空気を抜いて保存すると良いです。
下ゆでしてある分調理の仕上がりが早く便利です!(保存の目安は1カ月くらいです)
ピーマンの力💪
栄養豊富なピーマン。ビタミンCの含有量はトマトの約4倍!!カロテン・ビタミンE(赤ピーマンに含まれる)・カリウムなども多く含まれています。
ビタミンEの働き
体内での酸化を防ぐ抗酸化作用が高く、血管の老化やガン予防の効果が期待できます。また悪玉コレステロールの酸化を防ぐため、動脈硬化も防ぐと言われています。
薬膳・漢方の観点からみても、濃い緑・赤い色素には優れた抗酸化作用の力があり、免疫力を高め生活習慣病の予防も期待できるので、積極的に摂りたい野菜です。
また近年注目されているのは、においの成分である「ピラジン」
この成分により、血をサラサラにして血栓や血液凝固を防ぐため、脳梗塞や心筋梗塞の予防にも効果が期待されています。
おいしく食べるコツ🍴
突然ですが・・・切り方の違いで、ピーマンの青臭さを軽減できるのをご存知でしょうか?ピーマンの細胞を壊すように「横切り」にすると、ピーマン独特の青臭さが目立つので、青臭さが苦手なお子様には「縦切り」にしたもので調理すると食べやすくなります。
我が家のお気に入りレシピ📝
ピーマンと人参のキンピラ
【材料】ピーマン3個 人参1/2本 ツナ缶(油漬け・水煮どちらでも)1缶 塩・こしょう 少々 オリーブオイル大さじ1(油漬けの場合は、ツナ缶の油を使ってください)
【作り方】①ピーマンを縦切りに、人参を千切りにします。②フライパンにオリーブオイル(もしくは」ツナ缶の油)を入れ熱し、ピーマン・人参を炒めます。③人参が少ししんなりしたら、塩こしょうで味をととのえ完成!
ピーマンの肉詰め

【材料】ピーマン5個 合いびき肉100g 玉ねぎ1/2個(大きいサイズなら1/4) 塩・こしょう少々 パン粉大さじ2牛乳大さじ1(パン粉と牛乳は合わせておく) 小麦粉 サラダ油 酒
【作り方】①ピーマンのヘタを包丁の先でくりぬき、縦半分に切り、内側に小麦粉を薄くはたいておく。(肉がはがれないようにする為)玉ねぎはみじん切りにしておく。②ボールに合いびき肉・玉ねぎ・塩こしょう・パン粉・卵を入れよくこねる。③ピーマンに②を少し多めに詰め込み(焼くと縮むので多めに詰めると見栄えが良いです👌)時間があれば冷蔵庫で冷やす。
☆ポイント☝冷やすことで肉の油が溶け出すのを防ぎ、ジューシーな仕上がりに
④フライパンにサラダ油を入れお肉の面を下にして並べ、それから火を中弱火で入れじっくり焼く。⑤少し裏返し焼き目がついたのを確認したら、火に入れた順に裏返し、酒を回し入れ蓋をして蒸らす。(約5分)⑥蓋を取り肉のところをフライ返しなどで少し押して、透明な肉汁が出てきたら完成!
ピーマンの耳より話👂
「私間違ってました・・・💦」ピーマンは赤くなるといいことだらけ!
と言いますのも、私。店先で赤くなっているピーマンを見ると・・・
「やだぁ~変色?これは買っちゃダメね」
と避けていました。今思うと「なんてもったいない!!」
実は店頭で並んでいる緑色は「未熟果」というもので、緑色から赤色に熟してくると、赤の色素である「カプサイチン」が増えて栄養素もグーンとUP⤴⤴
「カプサイチン」には抗酸化作用があり、動脈硬化やガン・生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
赤色のピーマンは、緑色のピーマンと比較すると・・・
ビタミンCは約2倍!カロテンは約3倍にもなるとのこと!良いこと尽くめですね(*^-^*)
また熟すことで独特の青臭さも軽減され甘みも増すので、ピーマン嫌いな方・お子様にもおすすめです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました(*^-^*)
どうしても「ピーマン」が食べれない時は、ベネッセさんのアニメ・しまじろうのわおで流れている「かなピーマン」の曲でピーマンの気持ちを少しでも聴いて頂ければ嬉しく思います。(なんだかすごく切なくなる曲です)
これからも皆様の健康を心よりお祈り申し上げます(*^-^*)
参考資料
からだにおいしい野菜の便利帳
薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖